チーズの素朴な疑問をDJゴーダが丁寧にご説明。CHEESE FM 34.1MHz

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チーズラヴァーの皆さん、“CHEESE FM”のお時間です。
今宵も奥深く濃密なチーズの世界へ、ようこそお越しくださいました。
この時間は、普段聞きたいけど聞けないチーズの素朴な疑問を
わたくし、DJゴーダが丁寧にご説明いたします。
本日もチーズラヴァーの皆さんよりたくさんのお便りを頂いております…。
それでは早速、本日のお題に参りましょう。

CHEESE FM

Q:チーズとワインのマリアージュについて教えて!

ラジオネーム "めいめいSHEEP" さんからのお便りです。

「ワイン好きの父と一緒にチーズとワインのマリアージュを楽しもうと計画中です。チーズのことはある程度わかりますが、組み合わせが良いワインについてはあまり知識がないので教えて欲しいです。」

チーズラヴァーズの皆さん、こんばんは~! 今宵も始まりましたチーズFMのお時間です。
今回はチーズとワインのマリアージュについてのお便りですね。
このラジオを開始して1年以上になるんですが、やっとこの話題について語れる機会がきて高まる気持ちを抑えきれません...!!

さてさて、ラヴァーズの皆さんは「マリアージュ」という言葉の意味、わかりますか?
マリアージュはフランス語で「結婚」や「婚姻」という意味を持つ言葉なんですが、ワインの世界では「ワインと料理の相性が良い」「うまく互いを引き立て合っている」という意味になります。
良い組み合わせのことを結婚という言葉で表すなんてフランス人はロマンチックですよね。

それでは今回はチーズとワインのマリアージュに焦点を当てて、チーズに合うワインを選ぶときのポイントを語っていきたいと思います!
自分でワインを選べるカッコイイ大人を目指して、皆さんで学んでいきましょう。

ポイント① "味わいで合わせる"

チーズとワインの魅了を最大限に引き出すには、味わいが似たもの同士を選べば間違いなし!
これはもうチーズとワインのマリアージュだけでなく、食事と飲み物を合わせるときの鉄則ですね。

まったりとした柔らかな味わいが特徴のメルローや丸みのあるカベルネ・フランなどの赤ワインは、こってりとしたチーズに合います。
カマンベールを代表とする白カビチーズをチョイスしてあげるのがGOOD!!

同じ赤ワインでも渋みが強くパワフルな味わいのものには、それに負けない濃厚な味のチーズを選んであげましょう!
世界一有名な品種ともいえるタンニンの含有量がやや高めのカベルネ・ソーヴィニョンや双璧をなす人気品種のシラーあたりがいいですね。
パルミジャーノ・レッジャーノやコンテなどの熟成によって旨味が凝縮されているようなチーズと相性が抜群です。チーズを口に含んで軽く咀嚼したあとにワインを流し込むと、それはもう何とも言えない重厚感のあるハーモニーを楽しめます。

そして食後のデザートワインとして楽しまれる甘口の白ワインは、ゴルゴンゾーラ・ドルチェなどの比較的クリーミーなブルーチーズと合わせてみましょう。
スパークリングワインであるモスカート・ダスティやドイツ産のリースリングがオススメです。
意外な組み合わせかもしれませんが、ゴルゴンゾーラに蜂蜜をかけて食べるのが一般的なように青カビのピリッとしたクセには甘さがとっても合うんですね...。
チーズのクリーミーな味わいにも白ワインが同調して口の中で甘みが増しますので、これはブルーチーズが苦手な方にこそ試していただきたい組み合わせです!

またこれからの季節を考えると、キリッと冷やした白ワインが飲みたくなりますよね。
爽やかなソーヴィニョン・ブランやしっかりとしたコクのあるシャルドネにはクロタン・ド・シャヴィニョルやサントモール・ドゥ・トゥレーヌなどのシェーブルチーズを合わせてみましょう。
ワインの持つフルーティな香りと柑橘系の爽やかな酸味がシェーブルチーズの味わいを広げてくれますよ!

ポイント② "産地で合わせる"

次はチーズとワインの産地に注目してみましょう!
ワインもチーズも土地ごとによる風土の影響を大きく受けていて、互いの風味に合うように古くから開発されていたので合わないはずがなく最高のパートナーとなります。
まさにこれこそ「マリアージュ」ですね...。幼馴染同士が結婚するようなイメージでしょうか?

フランス ブルゴーニュ地方で作られているエポワスはオレンジがかった色味の表皮の内側に、クリーム色のトロリとした中身が詰まっているウォッシュチーズで、これには同じブルゴーニュ産のボジョレーを合わせてあげましょう!
ボジョレーといっても、ボジョレー・ヌーヴォーではないのでご注意を!
一般的にはボジョレー・ヌーヴォーが広く認知されていますが、ヌーヴォーはその年にできた新酒なので、その軽やかな味わいは強烈な臭いのエポワスに負けてしまいます。
熟成タイプのボジョレー・ヴィラージュであれば、ワインの力強さと華やかなベリーを思わせる甘い香りが、エポワスの強烈な香りとマッチしミルキーな甘みと濃厚なコクを引き立たせてくれますので!

ポイント③ "熟度で合わせる"

チーズとワインの熟度に注目して合わせてあげるのも良いですね。
そうですね...、例えばフランス産のオレンジが鮮やかなミモレットは、熟成期間によって味わいが変化していきます。
2-6ヶ月熟成のものはミモレット・ジュンヌと呼ばれ、中身はやわらかくフレッシュな味わいが特徴なので、軽やかでフルーティなシャルドネなどの白ワインを合わせてあげましょう!

対して18-24ヶ月熟成まで進んだものはエクストラ・ヴィエイユと呼ばれ、長期熟成によりチーズの水分が少なくなり、味の濃さやコク、塩味や旨味などが凝縮されています。ですので、ブルゴーニュのピノ・ノワールのように、フルーティなベリー系の香りにエレガントさと複雑味を合わせ持つ熟成ワインが良く合います。

さてさて、チーズに合うワインの選び方について語ったところで、そろそろお別れのお時間が近づいております。
ワインはチーズと同じくらい長い歴史があって、ブドウの品種から製法まで非常に濃密で奥深い世界が広がっています。こんな短い時間ではその魅力は語り尽くせませんね!
次回は実際にチーズとワインのマリアージュを行った結果を皆さんにお伝えしたいと思います。
楽しみにしててくださいね~! それでは今週のチーズFMはこの辺で! See you again!

2022年6月7日

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