
ナチュラルチーズは、乳酸菌と凝乳酵素によって乳を固めて作るチーズです。熟成が自然にゆっくりと進んでいき、時間経過とともに濃厚な風味に変化していきます。ただし、クリームチーズ等のフレッシュチーズの場合は熟成させず新鮮なまま消費されます。
一方、プロセスチーズはナチュラルチーズと乳化剤を混ぜ合わせ熱をかけて固めるチーズです。熱によって乳酸菌が死滅しますので、熟成は進まず、時間が経過しても風味の変化はほとんどありません。概してマイルドな味です。
ナチュラルチーズは7種類のタイプに分類されます。
塊のチーズが残った場合は、乾燥しないようにラップで包み、冷蔵庫(10℃以下)で保存してください。プラスチックカップに入っているクリームチーズは一度開封してしまうとカビが生えやすいので、カップをきっちりとラップで包み、お早めにお召し上がりください。
大きなパックに包装されているシュレッドチーズ・ダイスチーズ・粉チーズなどは一度に使い切れる量に小分けにし、その都度ご使用分を使い切るようにしてください。できる限り温度変化が無い方が長くご使用いただけます。
水分が低いチーズなら常温で扱えることもありますが、基本的には冷蔵又は冷凍での取り扱いになります。
種類によっては冷凍流通及び冷凍保管が可能なチーズがございます。
ただし解凍後の再冷凍は品質を劣化される恐れがあります。
また解凍作業は冷蔵温度帯でゆっくりと行うことをおすすめ致します。
ご家庭でカビが生えたチーズにつきましては、基本的にはご使用にならないことを推奨しております。
安定剤は原料乳に含まれる水分と脂肪との分離を防ぎ、クリームチーズ特有のなめらかさを与え、組織を安定させるために添加しています。
チーズを乾燥や外部の接触による汚れなとから守るために使用しております。食べても害はありませんが、食用ではございませんので外してお召し上がりください。
未開封で正しく保管されていた場合は、賞味期限を過ぎた時点ですぐに食べられなくなることはありません。
しかし強い酸味や苦み、異臭などの異変を感じた場合はご使用しないでください。
開封後の賞味期限は設けておりません。なるべく早くご使用ください。
「要加熱」と記載されているナチュラルチーズは加熱用途でのご使用を想定して設計された製品になります。流通、保管環境を考慮し、健康衛生上の万全を期すために加熱でのご使用を推奨しております。
チーズには豊富な栄養素が含まれています。100gのチーズを作るのに、約10~14倍の牛乳が使われており、牛乳の栄養分が凝縮されているのです。骨粗鬆症の予防となるカルシウムや消化吸収のしやすいたんぱく質、ビタミンB2等の栄養素が多く含まれているため、様々な健康効果があります。近年ではカマンベールが認知症予防に、ブルーチーズに多く含まれるラクトトリペプチドが高血圧予防につながる事なども明らかになっています。
特別な乳酸菌スターターを使用して熟成させたゴーダチーズや焼成するとよく伸びるモッツァレラチーズなど様々なご要望にお応えできるチーズを取り揃えております。
チーズの種類から使用方法までご提案いたしますので、是非ご相談ください。