チーズの素朴な疑問をDJゴーダが丁寧にご説明。CHEESE FM 34.1MHz

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チーズラヴァーの皆さん、“CHEESE FM”のお時間です。
今宵も奥深く濃密なチーズの世界へ、ようこそお越しくださいました。
この時間は、普段聞きたいけど聞けないチーズの素朴な疑問を
わたくし、DJゴーダが丁寧にご説明いたします。
本日もチーズラヴァーの皆さんよりたくさんのお便りを頂いております…。
それでは早速、本日のお題に参りましょう。

CHEESE FM

Q:日本のプロセスチーズについて語る!(2)

ラジオネーム"カモミールの女王さん"さんからのお便りの続きです。

「チーズラヴァーを名乗り始めた主婦です。最近になってナチュラルチーズを食べるようになったのですが、日本ではプロセスチーズの方がメジャーな気がします。違いもよくわからないので詳しくお話聞きたいです」

前回に引き続き、今回もプロセスチーズについて話していきたいと思います。
日本におけるチーズの個人消費量はプロセスチーズよりもナチュラルチーズの方が多いという結果でしたが、海外と比べると日本人は一人当たりのプロセスチーズ消費量が多い...、つまり日本ではプロセスチーズがメジャーであるという認識は間違っていないですね~というお話でしたね!
そして日本のチーズ史にも触れました。冷蔵庫や輸送手段が確立されていない日本でチーズを普及させるには、品質が安定していて日持ちがするプロセスチーズが適している!ということで、本格的にプロセスチーズ製造が始まります。ここまでが前回のおさらいですが、ちょっと駆け足すぎましたかね~。

DJ

さて、プロセスチーズが日本で開発された1934年から80年以上がたった現在...、ここまででプロセスチーズはどのように発展してきたのでしょうか?

それでは、まず「キャンディタイプ」のプロセスチーズからご紹介します。
キャンディタイプはその名の通り、飴玉のように個包装されたプロセスチーズですね。うんうん、なめらかな食感がとってもグッド!
直接手を触れることなく一口で食べることができるので小さい子でも食べやすいし、外で食べたいときにもピッタリです。スモークされたタイプはビールが欲しくなりますね...。

キャンディタイプ
キャンディタイプ


ではでは続きまして、おなじみの「ベビーチーズ」の登場です!
今回の企画のために改めてベビーチーズの売り場を見に行ったんですけれども、味の種類が豊富すぎませんか?!
スタンダードなものから、カルシウムや鉄分入りなどの栄養成分を強化したタイプ、カマンベールやチェダー入りなどのナチュラルチーズをアピールしたタイプ、さらにはトリュフやサラミが入った高級感あふれるタイプのものまで...。選ぶのが楽しすぎる...! しかもどれも美味しい...!
こんなに手に取りやすい価格で、様々なフレーバーのプロセスチーズを選ぶことができる国って日本以外にあるのでしょうか?

ベビーチーズ

これはウンチクで、当時主流だったブロックタイプのプロセスチーズを食べやすいように開発されたのがこのベビーチーズだったみたいですよ!
今まで切って食べていたものが個包装になり、手を汚さずに食べれるって...当時は驚くべき画期的な商品であったことが想像できます。

続きまして、朝食の強い味方「スライスチーズ」です。
チーズトーストが大好物なチーズラヴァーがいるのですが、冷蔵庫には常に複数のスライスチーズがストックされているそうです。
そんないくつも種類があったかな?と思いますよね。今は焼くととろけるチーズ以外に、チーズの表面に焼き色がつくタイプ、ベビーチーズと同様にチェダーやパルメザン入りのタイプなどなど...選択肢がたくさんあります。

スライスチーズ

ところでチーズラヴァーズの皆さんがピザトーストを作るとしたら、どのタイプのスライスチーズを使いますか?
おそらく"焼くととろけて伸びるタイプ"のスライスチーズを使う人が多いと思います。そこで改めて考えてみると、基本的にスライスチーズには「加熱でとろけて伸びるタイプ」とそうではない「通常タイプ」があることになりますが、それって凄いことだと思いませんか?

チーズトースト

日本でプロセスチーズは1934年に製造され始めましたが、とろけて伸びるタイプのプロセスチーズが世に出たのは発売から約30年経った昭和40年代半ば(1971年)頃でした。当時の人々はさぞかし驚いたことが想像できます...。
そして理論上では、ナチュラルチーズと同じ性質になるような乳化剤を入れることで、とろけて伸びるプロセスチーズが出来上がるのですが、原料であるナチュラルチーズは製造上どうしても個体差ができてしまいます。そのうえ日本は1年を通して気温や湿度の差が激しいため、一定の品質を保ったプロセスチーズを作るのに大変苦労したそうです。
チーズラヴァーの先人たちに感謝して食べないといけませんね!

6Pチーズ

そして最後、「6Pチーズ」のご紹介です。
プロセスチーズといえば、この6Pを想像する人が多いのではないでしょうか?それもそのはず、現在の形の6Pチーズは今から69年前の1952年に発売されました。6Pの丸い形は、スイスから輸入された機械を日本でそのままつかったために、この形になったそうです。

いや~、なんとも贅沢な企画でしたが、そろそろお別れのお時間となってしまいました。
いろんな種類のプロセスチーズをご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
私はベビーチーズの全制覇を目指してみようと思います!
チーズラヴァーズの皆さんが改めてプロセスチーズの良さに気付いて貰えていたら、この企画をやった甲斐がありますね~。
ナチュラル・プロセスに関わらずチーズを食べて、日本のチーズ界を盛り上げていきましょう!
それでは今週のチーズFMはこの辺で! See you again!

2021年10月12日

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